リーキーガットを治す!カンジダ除菌に効く食事(食材・ハーブ)とは?

リーキーガットをおこすカンジタに効く食事(食材・ハーブ)のあれこれ

腸のカンジダ菌対策は、一筋縄ではいかない事が多いです。私も様々な対策をやってみましたが、劇的に効果を感じもの、全くダメだったものと色々です。

 

腸のカンジダ菌にもいろいろな種類、形態があるので、効く効かないは人それぞれですし、除菌にかかる期間も様々ですが、ここでは私がやってみた感想を交えながら解説していきます。

リーキーガットを治すカンジダに効く食事(食材・ハーブ)12選

薬を使わずにナチュラルにカンジダ除菌できる食材をあげます。ナチュラルといっても体の負担が少ないという意味で、除菌効果はしっかりあります。

 

飲むだけのサプリメントもいいですが、加工のすくない天然食材、フレッシュなハーブから得られるメリットはやはり大きいものです。

 

日々取り入れられるものがたくさんありますので、いろいろ試してみて効果を感じる物を1か月~2か月くらいのローテーションで使っていきましょう。

 

薬と違い、ハーブは菌に耐性がつかないので大丈夫との見解もありますが、ハーブでも耐性がつくというドクターもいて難しいところです。

 

私個人としては、やはり1つだけを長く使うと効果を感じにくくなるな、というのが実感です。それは患者様の経過ををみていても思う事です。

にんにく

にんにくに含まれるアリシンに抗菌、抗カビ効果があります。もともとはアイリンという成分ですが、切る、すりおろすなどで分解されてアリシンが出来ます。

 

また、アリシンにはビタミンB1の吸収を良くする作用があります。B1は糖質をエネルギーに変えるときに必要なエネルギービタミンですね。

 

リーキーガットで副腎疲労持ちの方、腸のカンジダで疲労感の強い方は、豚肉(B1が豊富)のニンニク焼きなども良いですね。

梅肉エキス(梅干し)

梅肉をおろして絞った汁を煮詰めてつくる万能薬です。強力な殺菌、防カビ作用があり、カビ毒(マイコトキシン)の抑制にも働きます。(梅干しも)

 

むかしながらの日本の知恵として、食あたりや下痢にもつかわれてきましたが、現代でもカンジダ対策として効果あり。

グレートプシードオイル

ブドウの種から抽出した油で抗カビ作用があり、カンジダ、いんきんたむし、水虫にも効果があります。ビタミンE含有量はオリーブ油の2倍ともいわれ、抗酸化作用も強く加熱料理にも使えます。

 

グレープシードオイルは調理にすぐに取り入れやすいですが、65%がリノール酸(オメガ6)で、現代人がとり過ぎに注意すべき炎症をおこしやすい油ですのでほどほどに。

グレープフルーツシードエキス

グレープフルーツの種のエキスです。ポリフェノール(脂肪酸フラボノイド)が主成分で・ウイルス・カビ全般に有効な液体のサプリメントで天然の抗菌・抗生物質ともいわれています。

 

病院の消毒用アルコールの代わりとして使われたり、ペット用のエサへの添加、天然防腐剤として手作り化粧水やクリームにも使用されるようです。

 

ちなみに、わたしはグレープフルーツシードエキスは効果絶大でした。

グレープフルーツシードエキス

 

むかしからお腹の不調はほどんどなかったのですが、この時はダイオフで2週間くらいはお腹がゆるく、臭いガスもすごかった!こんなの初めて~でびっくり。

 

(ダイオフとは?

カンジダは様々な毒素を抱え込んでおり、除菌によりそれらが一気に放出されるため毒素による不快な症状が出る事ダイオフを言います。

ダイオフは便秘、下痢、倦怠感、頭痛、湿疹など様々ですが2週間程度で収まります。

しかし肝臓がしょぼいとか、便秘の方はひどいダイオフで数日寝込む場合もありますので注意です。

オレガノ・ローズマリー

みなさんご存知のシソ科のハーブ。

オレガノの抗カビ、抗菌、抗ウィルスの有効成分はカルバクロール、チモール。

有機オレガノ

ローズマリーの抗カビ成分はαピネン、1,8 シネオール、カンファー。もっとも強い抗カビ成分が1,8 シネオール。アロマ好きならよく聞くケモタイプでしょうか。

 

これらはスパイスとして肉料理に使うのがメジャーですが、刺激がつよいので毎日つかうのはキツイかな。

ココナッツオイル

カンジダといえばココナッツオイルの有名どころですね!カプリル酸に抗カビ効果があります。バナナやリンゴをココナツオイルでかるくソテーしてシナモンをかけるととてもおいしい。シナモンも抗カンジタで相乗効果!

 

ココナツオイル、私は結構効きました。調子にのって朝一でスプーン1杯飲んでたらダイオフで太ももに湿疹が出ました

 

その後に総合便検査したのですが、カプリル酸にたいする感受性が高かった。なるほど、だからあんなに効いたのか!と納得。

 

ちなみに冬場はカチカチになってしまうので使いにくい場面も多いので、リキッドタイプをつかっています。そのまま飲めて便利だし、ココナツチョコを作るのもとっても簡単で愛用中。

リキッドココナツオイル

 

ココナツチョコの作り方(材料)

  • ココアパウダー
  • ラカント
  • ココナツオイル

これを混ぜて冷蔵庫で冷やすだけ。分量は適当(ズボラなので)!アーモンドやクルミを入れてもおいしいけど、ナッツはカビが気になるところ(笑)

シナモン

クスノキ科の樹皮を乾燥させたもので抗カビ作用があります。私のお気に入りはシナモンティー。ほのかな甘みがとっても美味しい!

 

女性の不定愁訴によく処方される代表的な漢方、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の成分「桂皮(けいひ)」はシナモンです。

 

オリーブ葉

これも天然の抗生剤といわれ、ウィルス、菌、カビ(カンジダ)に良く効きます。ご存知の方も多いですね。有効成分はオリウロペイン。サプリメントが一般的ですがお茶もあるようです。

 

オリーブ葉はカンジダにも効きますが、私は冬場の風邪対策として常備しています。風邪のひきはじめにしっかりと量を飲むのかポイント。

パウダルコ

南米産のハーブで紫イペとも呼ばれます。抗菌、抗ウィルス、抗カビ、抗アレルギー作用もあり有効成分はラパコール

パウダルコ茶を試してみましたが、なんだかばあちゃんちのタンスの防虫剤みたいな香りがして続かなかった(笑)

リンゴ酢

これも抗カビ効果あり。しかもタンパク質消化を助ける働きもあり食前に飲むのもおススメです。

 

しかし、市販品はジュースみたなニセ物が多いので注意。ちゃんと発酵させた本物でないとダメですよ。

ブラックウォールナッツ

黒クルミの殻を粉砕してサプリメントになったものが一般的です。抗カビのほか、寄生虫にも役立つそう。オーガニックブームで寄生虫ふえてますからね。

ゴールデンシール(ベルベリン)

北米に自生するキンポウゲ科の植物の根。抗カビの他、寄生虫にも効果が。苦味が強いのでとるならサプリメントになります。

 

長野の有名な胃腸薬(生薬)「百草丸」の主成分もベルベリン

 

ちなみに私は、あんまり効果がわかりませんでしたが、胃がもたれる、逆流性食道炎がある、しかもカンジダ増えてるかも!ってかたには超おススメです。ベルベリンは炎症をおさえて、カンジタにも効果がありますのでね。

 

余談ですが、ベルベリンにはコレステロール受容体の発現を促す作用があり、コレステロール値を下げるという研究もあります。

カンジダに効く食事(食材・ハーブ)まとめ

たくさんあげましたが、あれこれ手を出さず、まず出来そうなところからお試しするのがいいですよ♪

 

取り入れやすい、効果が高い、評価も高いと感じるのは、ココナツオイル、オリーブ葉あたりです。

 

しかし、カンジダが大量にルンルンしている状態でこれらをガツンといれるとダイオフがでる可能性がありますので様子をみながら無理せずにやってくださいね。

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