味噌を食べずに腸活?まさかそんな人はいませんよね?
味噌汁のない人生なんてゾッとします。幼いころから当たり前のように毎日食していたので、日本人はみんなそうだと思っていたのですが、そうではないと知ったのが最近!
TVで味噌特集を見たのですが、味噌が常備されていない家庭もあり「味噌汁は飲まないし、味噌の使い方が分からない」という関西地方の方が多い事に白目をむいた私。オーマイガー!
味噌おにぎりなんて、最高に美味しいのに関西の方は「何それ?気持ち悪い!」と言っているではないですか!!なんてこと!
味噌汁は日本人のソウルフードであり、最高に最高の天才メニューなので、是非、味噌を毎日食して頂きたいものです。ご飯の右側のポジションは味噌汁以外に奪われてはなりません!朝はご飯と味噌汁に決まってるんです!
さて、こんなに暑苦しい説明をしなくても、味噌が腸に良いのは皆さんご存知と思いますが、味噌なら何でもいいわけではありません。どうせ選ぶなら「腸に効く」味噌がいいですよね。効く味噌が選べれば、きっとあなたの腸は変わってきます。海外旅行のお腹ゆるい問題も、きっと味噌汁が助けてくれることでしょう。
そんな頼れる味噌ですが、スーパーに行くとたくさんあって、どれを選んだらいいのか分からない、という方も多いかと思います。
無添加って書いてあるし、なんとなく良さそう?というふんわりしたチョイスではもったいない!パッケージに惑わされず、びしっと「効く味噌」を選べるようになりましょう。
この記事では、迷わずに味噌が買えるようになるための、選び方ポイントについて書きました。是非、参考にしていただければと思います。
腸に効く味噌の種類と栄養
まずは、味噌の種類からです♪ 市販味噌は4種類ありますが、何となく覚えて頂ければ大丈夫です。
① 米みそ = 米麹 + 大豆 + 塩
もっともポピュラーな米味噌。スーパーで一番多く売られている味噌ですね。日本の味噌生産量の8割を占めます。
② 麦みそ = 麦麹 + 大豆 + 塩
一般的に甘みがありあっさりしていると言われる味噌。米より麦の方が糖質が多いため甘みが出やすいといわれていますが、熟成過程にも影響されるので一概には言えないかなと思います。九州地方でよく食べられていて日本の味噌生産量の5%となっています。
③ 豆みそ = 大豆麹 + 塩
いわゆる八丁味噌です。赤だしのお味噌汁などつかわれる、甘みがすくなく独特のうま味がある味噌で東海地方でよく食べられています。日本の味噌生産量の5%となっています。
④ 合わせみそ = 上記三種混合
これら3種類を混合した、調合味噌(合わせみそ)で、日本の味噌生産量の10%を占めます。
腸に効く味噌の選び方ポイント4つ
だし入り味噌などは、アミノ酸、甘味料、着色料(ビタミンB2など)、保存料(ソルビン酸など)などの添加物が多かったりします。出汁は味噌に入れなくても、無添加だしパックなどで簡単にとればいいかなーと思います。やはり、添加物が多いと善玉菌を減らしますのでね。
見分け方は「アルコール」「酒精」が入っていないものを選ぶ事です。生きた菌が含まれる味噌は、どんどん発酵が進み味や色が変わっていきますので、アルコールや酒精で発酵を止めて販売しているのもが多くあります。
お店で売るときは、変色していく味噌にクレームが入る事もあるそうで、仕方ないのでしょうね。あとは、パッケージに穴が開いているものも、生きた菌がいる証拠です。
発酵が進む中で、パッケージが破裂しないように穴をあけてあるので、一つの目安になりますね。
また、加熱処理して発酵をとめている味噌も多くあります。もし、「非加熱」「生みそ」と書かれていたら生きた菌がいる証拠です。ここはちょっとハードルが高いかもしれません。冷蔵庫保管なので大量には買えないですしね。特に「白味噌の生みそ」はなかなか見つかりません。
死菌ももちろん腸に効きますが、やはり生きた菌をとるのがベストだと私は思っています。そして、人工的に作られた菌よりも、自然界で敵と戦ってきたたくましい菌のほうが腸で活躍してくれる気がしています。
ここもややハードルが高いので、最低「国産」「遺伝子組み換えでない」だけでもいいかなと思います。もし「国産有機大豆」が見つかれば最高です。
外国産の大豆は遺伝子組み換えの表示義務がないため真偽が分かりません。ただ「大豆」とだけ書かれているものはおそらく遺伝子組み換えの可能性が大。
遺伝子組み換え食品も、腸内環境を悪化させる原因ですので、毎日食べる味噌や食べる頻度の高いものは、出来るだけ気を付けたいものです。
味噌は熟成期間が長いほど色が濃くなり、麹由来のうま味や風味が増していきます。また麹を多く使った白味噌は甘みがあり、赤味噌に比べて塩分が少ない傾向です。
白みそ(短期熟成) | 赤味噌(長期熟成) |
GABAが多い(脳の興奮をおさえる) | メラノイジンが多い(抗酸化作用・便秘改善) |
ここは、好みや料理で選べばいいかなと思います。白も赤も美味しいですからね♪ただ、GABAって、血液脳関門を通過しないはずなので経口摂取のGABAが効くのか?は疑問。
GABAが効く人はリーキーブレイン(脳モレ)なのでは…?の記事→https://ameblo.jp/healthy-diet-asuka/entry-12548056316.html
腸に効く味噌の選び方とおススメ味噌
長くなってしまったのでレシピ集はまた別の機会に書きたいと思います。最後に、腸に効く味噌を3つご紹介しますので、パッケージを見てみてくださいね。
国産生みそ(米味噌)
価格:780円 |
国産有機大豆の生みそ(米味噌)
価格:4,012円 |
国産の生みそ(麦みそ)
価格:2,588円 |
有機国産大豆生みそ(豆味噌)
価格:3,582円 |
今、家にある味噌、いつも行くスーパーの味噌もチェックしてみてくださいませ。
今回は「腸に効く味噌」という事で、選び方のポイントを書きましたが、これ以外の味噌がダメ!という事ではありません。味噌は大事なたんぱく源であり、栄養価の高い食品です。味の変化があってはならない、レストランなどで使う味噌なら、また別の選び方になる事でしょう。
味や風味、色の変化も楽しめる方は是非「効く味噌」をお試ししてみて下さいね。
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